Category Archives: 鍵トラブル

浴室窓の防犯

一戸建てにお住まいの方から浴室の窓の防犯が気になるという相談を受けました。
たしかに、そのお宅を尋ねたところ、立地と周囲の環境から浴室の窓が目立ちやすく、侵入されてもおかしくないと感じました。

今回は浴室窓に防犯面格子を取り付けし、さらに近くにセンサーライトも設置しました。
面格子がついていれば夏場換気したいときも安心して窓をあけることができます。

今回のお客様のように自発的に警戒心を抱き、対策を考えるのはとてもいいことだと思います。
だれでも泥棒には狙われたくないでしょうから、狙われそうな場所には不審者を近づけないように手を打っておく必要があります。

対策を取る上でまず侵入者がどのように行動してくるのか、「入と出」について仮説をたてて侵入口に対して防犯をしておくことが有効です。
浴室の窓以外では

・家の敷地に入ってこれないように門扉や柵を設置
・建物周りに防犯玉砂利を敷く
・建物周りに人感センサーや防犯カメラを設置する
・建物周りに常備灯やセンサーライトを設置する
・浴室窓を防犯ガラスにしたり、面格子をとりつける

など、このような抑止や威嚇効果のある対策が必要だと考えられます。すべてをやろうとするのは大変なのでまずはできるところから手をつけて行ってみてください。

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こんなことがありました

家の鍵をなくしてしまったので開けて欲しいという相談がありました。
現場にいって伺ってみると依頼者は60代くらいのおばあさんでした。
朝ゴミ出しをして帰ってきたら鍵がなくなってしまったという話なのですが、お話をじっくり聞いてみるとどうもその時の記憶があいまいになっているようです。
しかたがないので鍵を開けようと作業を始めようとしたところ、庭先に止まっている自転車の鍵に家の鍵らしきものがついているのを見つけます。
この鍵もしかして?と訪ねてみたところ、まさになくしたと思った家の鍵でした。

なくしたと思っていたものがこんなに近くにあったということで二人で笑ってしまいました。

そしてお客さんはせっかくだから防犯性の高い鍵に交換してもらおうかしらと言い出します。
実際、鍵のことは気になっていたようで、いい機会だから交換して欲しいということでした。

こちらとしては当初の依頼とは変わってしまい、また、トラブルが解決したにもかかわらずこうして作業を依頼してくれるのですから恐縮してしまいました。

しかし、ありがたくその気持をいただいて、鍵を交換させていただきました。
性能のいい新しい鍵にかわったのでこれから20年近くはこの家を守っていってくれるでしょう。

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金庫のダイヤル番号

金庫のダイヤル番号を忘れたためあけることができないと相談されることがあります。
会社などの法人だけではなく個人からも相談を受けることが多いトラブルです。

金庫のトラブルの多くはダイヤル番号がわからなくなったとか、金庫の鍵をなくしてしまったというものです。
また、法人の場合だと人事異動や前任者が退社したのが理由であけることができないということもあります。
また、金庫の所有者が亡くなったという事案も報告されます。

このようなことを考えると金庫の番号というのはきちんと控えておく必要があります。鍵も番号を書いたメモといっしょに保管しておきましょう。そうすれば万が一の時も慌てることがありません。

うっかりしている人は肝心の合鍵を金庫の中に保管していたために取り出すことができないということもあります。
これではなんのための合鍵なのかわかりません。

また、金庫の番号が正しいはずなのになぜか開かないというようなこともあります。
ダイヤル式金庫の場合ですと、暗証番号の変更をしたときに誤って設定したためにこのようなトラブルが起こる可能性があります。暗証番号の変更はかならず鍵屋などプロの業者に頼んで下さい。
また、テンキー式の金庫の場合は電池切れや中の基盤の故障などが考えられます。修理か、買い替えを検討しなくてはならないかもしれません。

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いたずら防止

鍵穴にいたずらをされたという相談がされました。
鍵穴になにか異物を詰めたことによって鍵が使えなくなってしまうのです。帰ってきて家に入れないということになります。
玄関の鍵だけではなくバイクでもこのようないたずらをされてしまうことがあります。

今回のお客様にたいしては玄関の鍵穴の異物のつまりを取り除いて鍵が再び元と同じように使えるようにして、さらにいたずらが再発しないように玄関の前に門扉を設置して部外者が玄関に近づけないようにしました。

このような被害にあった人は大抵驚き、そしてため息をもらします。
相手が誰なのかもわかりませんし、どこかでそのような恨みを買っているのではないかと不安になります。
また、再びこのようないやがらせをされてしまうのではないかというストレスを抱えながら日々を暮らすことになるかもしれません・・・。
ちょっとした出来心でしたいたずらなのかもしれませんが、被害者には心の不安と金銭的負担を与えることになり、非常に悪質ないたずらです。

被害にあった人には警察にも相談するようにと伝えています。
警察に届けることで事件として記録に残ります。犯罪者に警告を促すという意味もあります。

また、住宅の保険で損害を保障してもらえる可能性もあります。かならず被害の状況は写真にとって残しておくようにしましょう。

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